【出展前に比較】スーパーデリバリーとNETSEAで販売するならどっち?2大仕入れサイトを比較

※本記事は2019年9月現在のものです。仕様などはバージョンアップ等により変更・改善されている場合があります。
 
最近、ネットショップではBtoCのみならず、BtoBの需要も高まってきました。
 
現在も根強い商習慣の「電話注文」「メール注文」「FAX注文」がまだまだ主流ですが、近年はデジタル化が進み、仕入れをする際にパソコンやスマートフォンから注文するケースが増えてきています。
 
今までは固定の取引先とのやりとりや交渉だったのが、全国の仕入れ希望者相手になるため、販路拡大に繋がります
 
BtoB専用のネットショッピングモールも存在しており、二大ツールとしてあるのが「スーパーデリバリー」と「NETSEA(ネッシー)」になります。
 
どちらもプラットフォームですので、サーバーの管理やメンテナンスは必要ありません。バージョンアップも定期的に行ってくれます。
 
今回は、「スーパーデリバリー」と「NETSEA」の出店経験がある筆者が、BtoBにも取り組みたい企業のみなさんに、競合でもある両モールの特徴や比較をお伝えいたします。

スーパーデリバリー

スーパーデリバリーの運営会社は株式会社ラクーンコマースです。
請求書払い代行の「Paid」が有名の会社です。

特徴

スーパーデリバリーの最大の特徴は「仕入れ会員も有料」なところです。
また、スーパーデリバリーに会員登録する際に審査があります。
 
実店舗を持っていることが条件」なため、比較的厳しい審査になっています。
審査をパスする割合は30%程度と低い数値となっています。
しかも、会員になると月々2,000円の会費を支払う必要があります。
 
裏を返せば、それほどスーパーデリバリーで仕入れをしたいユーザーが集まっっており、「超優良顧客」が集まっているとも言えます。
 
海外向けサービス(SD export)は海外にいる仕入れ希望のユーザーに対して、簡単に販売できます。
 

スーパーデリバリーで向いている・強いジャンル

アパレル:★★★★★
日用雑貨:★★★★
美容・健康用品:★★★★
 
スーパーデリバリーはとにかくアパレルが強く、出店企業もアパレル業界が最も多いと言われています。
海外のユーザーもスーパーデリバリーを通じて、積極的に買い付けを行うほどです。
 
大手企業も続々とサプライヤーとして出展しており、アイリスオーヤマなどが出展しています。

NETSEA

特徴

NETSEAはバイヤー(買う側)が会員登録無料で利用できる仕入れサイトです。

ただし、会員登録しないと価格が公開されないため、同じジャンルの商品などがある場合、事前に会員登録をしておいて相場を確認したほうが無難です。

NETSEAで会員登録する(無料)

 

NETSEAで向いている・強いジャンル

雑貨:★★★★★
ファッション雑貨:★★★★★
日用品:★★★★
アパレル:★★★
美容・健康:★★★
 
 
手芸やピアス・イヤリングの部品などを調達するバイヤーが多いです。
あとは安価なスマホ充電器などの雑貨類が豊富で、企業のみならず個人事業主もたくさん利用している仕入れサイトでもあります。
 
 
両モールとも似たようなジャンルが強い傾向にあります。
ただし、両モールともぶっちぎりで強いのは「キャラクターグッズ」「猫グッズ」です。
最近は「日本製」の需要が高まってきているようです。

両モールの比較

流通額

スーパーデリバリー
105億円(2018年4月)
NETSEA約70億円

出展料

スーパーデリバリー
月額40,000円
NETSEA月額20,000円

クレジットカード決済は別途5,000円必要(申込制)

初期費用は両モールとも無料です。

スーパーデリバリーはNETSEAに比べ、2倍高い月額料金となっています。

ただし、クレジットカード導入費用などは一切不要です。

契約期間

スーパーデリバリー
半年契約 以降は1カ月の自動更新
NETSEA
半年契約 以降は半年契約ごとの自動更新

登録商品数

両モールとも無制限

成約手数料

スーパーデリバリー、NETSEAともに決済手数料は成約手数料に含まれます。

スーパーデリバリー
一律10%
NETSEA
10% (銀行振込、代引きは8%)

集客(人気)

1ヵ月にどれだけサービス名でGoogle検索されているか調べてみました。

※数値は推測値となります。

スーパーデリバリーの推測検索ボリューム

「スーパーデリバリー」というキーワードでおおよそ検索されている数は約18,100件程度です。

NETSEAの推測検索ボリューム

NETSEAは「ネッシー」で調べる人もいるため、「NETSEA」「ネッシー」の検索ボリュームを抽出してみました。

サービス名称である「NETSEA」の推測検索数が約8,100件で、カタカナの「ネッシー」の推測検索数が約33,100件となりました。

ただし、「ネッシー」は未確認動物を目当てに検索しているユーザーも多いため、参考になるかどうかが微妙です。

解析機能

両モールとも「Google Analytics」などの解析ツールは使用不可。
 
モール側の解析機能を使うしかありません。

スーパーデリバリーの解析機能

スーパーデリバリーの解析機能は月一回のレポート(PDF形式)となっています。
 
Google Analyticsに慣れている人であれば少し物足りない解析機能だと感じます。

NETSEAの解析機能

管理画面から「商品分析」という機能があり、アクセス数やブックマークに登録された数値が見れます。
 
前日以前のデータしか見れないため、リアルタイムで解析することはできませんが、CSVデータで出力することもできます。
 
解析機能についてはNETSEAが上でしょう。

イベント(特集)の多さ・開催頻度

両モールともイベントごとの特集やセールなどは積極的に行っています。

特集への参加は基本、無料です。(有料広告などの募集もあります)

特集に参加することが売上アップに繋がります。

ランキング機能

両モールとも各ジャンル別にランキングページは用意されています。

マンスリーやウィークリーなどの期間ごとにも用意されています。

※ただし、全出展店舗が対象のランキングです。

検索キーワードのランキング公開

仕入れ希望のユーザーが「何を目当てにきているのか」がわかる検索キーワードランキングページです。
これを指標に売れ筋アイテムやニーズを把握できます。
 
スーパーデリバリー
あり(2週間程度の周期で更新)
NETSEA
なし? (見逃しているかも)

管理画面の操作性

両モールとも受注が入れば、トップページに通知されます。
わかりやすいので処理漏れはないと思います。
 
お知らせ欄がともにあるのですが、NETSEAは古い情報がいつまでも残っており、一年以上前のお知らせも掲載されています。
 
ただ、管理画面トップの真ん中あたりに位置しているので邪魔にはなりません。
 
管理画面については甲乙つけがたいですね。実際に触らないとわからない部分も多いでしょう。

メルマガ配信

両モールともに無制限で配信可能です。
 
即時配信・日時予約配信も可能です。
 
HTMLメルマガはもちろん、メルマガを簡単な操作で作れますので、5分もかからずにメルマガ作成出来ちゃいます。

商品割引

どちらも可能。(期間ごとの可能)
全商品一括割引、個別割引もできます。

CSV登録

大量に商品を登録したい場合、CSVファイルで一括登録は欠かせません。両モールともCSVでも一括登録に対応しています。

スーパーデリバリーの気になる点

解析機能がイマイチ

前述でも書きましたが、スーパーデリバリーの解析機能は月一回のレポート(PDF形式)で出力できます。
 
しかし今のご時世、GoogleAnalyticsが主流のいま、アクセス解析に長けている方でしたらかなり物足りないです。
 
リピーター率やメルマガ反応率などがわかるのはいいですね。

一部難しい機能がある

スーパーデリバリーは販促機能も充実しており、回遊性を高める作りのサイト構成になっています。
 
しかし、一部の販促項目は中々設定が難しく、マニュアルをよく読むなりサポートに問い合わせるなどしないといけないことがありました。

NETSEAの気になる点

管理画面からの商品一覧が見にくい

管理画面から登録している商品一覧を見るとき、スーパーデリバリーだとサムネイル画像がたくさん出るので、視覚的に見やすいのですが、NETSEAは縦に並んでいるので、いちいちスクロールして探さないといけないのが何気にストレスに感じます。
 
ただ、検索機能はついているので目的の商品までは早くたどり着けます。

セールやイベントの参加方法が分かりづらい

NETSEAは毎月、定期的なイベントの「ゲリラセール」やシーズンごとに都度行われる「イベント・特集」に参加できます。しかし、事前に管理画面から申請が必要になります。
 
申請自体は簡単なのですが、いったいいつ申し込んだのかがメールベースでしか把握できません。
※申し込みが完了すると登録メールアドレスにメール通知される

個人の顧客が紛れ込んでいることも

NETSEAは誰でも無料で会員登録できますので、企業や個人事業主以外にも一般の個人ユーザーも登録しているケースがあります。
 
BtoBで取引したいのに、一般ユーザーと取引してしまってはBtoBの意味が薄れてしまいます。
(別によければいいのですが、、、)

まとめ

スーパーデリバリーとNETSEAが仕入れサイトのツートップであることは間違いありません。

バイヤーも増えるとともに、サプライヤー(出展企業)も年々増えていますので、需要はもっと高まると考えています。

導入に関して迷っている場合は、資料請求や営業からさらに詳しく相談してもいいかもしれません。